【導入事例1】 SOHO・小規模
ビジネスホン導入の最大のメリット。それは少ない電話回線・1つの電話番号を多くの電話機で共有できることです。
たとえば一般電話機を利用する場合、社員数だけの電話機はもちろんのこと、それと同じだけの電話回線が必要になるわけですが(ISDN回線の場合はその半分)、電話回線の回線数分だけ電話番号も異なり同じ電話番号を社員全員で使うことはできません。また、各個人に電話機が与えられているような環境でもすべての社員が同時に利用する機会は殆どありません。
これでいよいよビジネスホンの出番です。
「代表組み」というサービスがあります。これは複数の回線番号で1つのグループを組み予め決められた代表番号(親番号)に着信があった場合、そのグループの中から空いている回線を選んで着信するサービスです。例えば、社員数は8人だけど実際に同時に電話を使うのは多くても4人、電話番号は代表で1つあれば十分だという場合(下図参照)
1.ISDN回線で2回線(ISDN回線なら1回線で2回線分なので同時に4回線分使えます。)、2番号(例えば0001,0002)取得
2.その2番号を1グループとし代表番号を0001とする。
これで、0001にかかってきた電話番号を4回線のうち空き回線のどれかが着信し1つ電話番号で最大4回線まで着信することが出来ます。 (つまり4人までは同時に電話対応が出来るということです)
また部署別に異なる電話番号を使用したい場合は部署ごとにグループを組む(グループは増やすことが可能)ことで対応出来ます。
これが一般電話機の場合、社員数分の電話回線(ビジネスホン利用時よりも2回線多いISDN4回線)が必要になり全ての社員が同時に電話を使えるものの、増えた回線分導入費用(NTT工事代金、ISDN加入権等)も月額ランニングコスト (ISDN月額基本料金:3,630×4)もかかります。
また、かかってきた電話を取り次ぐときにわざわざとった電話のある机まで取りにいかなければなりません。
このようにビジネスホンはコスト削減ではなく業務の効率化も実現できます。